産後うつだけど共働き始めました

うつの子育てはひんしの思い。うつだからこそ復職する、娘と夫と歩む共働きの道。

産後うつだけど、家事、どうする?〜掃除・洗濯編

家事は、しない。

最近はね、もう、「しない」ですよ。
したくない時、家事はしなくていい。
気分の波があって、よくない時はもう子どもの世話だけで精一杯だけど、それでいい。
気分は波のようで、落ちた後はしばーーらくすれば戻るから。その時にちょっと溜まった分をよいこらとこなせばいいのです。

夫が死ぬほどうらやましい

といっても、この考えに達するまで、私もよく家事ができないと言っては泣き、家事をやりたくないと言っては泣き、夫に当たり散らし、私の周りの世界は家の中よりぐちゃぐちゃとしていました。
以前は苦手だったりやりたくないなりにちゃんとやっていたのですが、産後うつが悪化すればするほど、「家事をやってなにになるんだろう?」「でも家事すらも満足にできない」「家事すらできない私の価値なんてないんだ」と悪のループにはまっていきました。
あー、夫がうらやましい。
私だって仕事したい。
仕事ができて、家事をしなくてよくて、帰ったらご飯があって、何もしなくても子どもが育ってて…
あーーーー。うらやましすぎておかしくなりそうでした。
夫はやらなくていいよと言います。
だけどじゃあこの洗濯物は誰が干すの。
この荒れ果てていく部屋は。
赤子がほこり拾って食べてるじゃない。
産後うつの時は家事はできる限りやらないで、赤ちゃんとゆっくり休みを取りましょう」なんて、できたらやってるってーの!
教えてほしいのは、具体的なサバイバル術だよ!
産後うつの時、どうすりゃいいのさ、家事!

というわけで私がどうにか絞り出した、産後うつながらの家事サバイバル術。決してオススメとかいうわけではなく、ただの参照として。

産後うつの掃除はmakitaのスティックで

やる気がある時にやればいい。
重要なのは、やる気を逃さない方法。

最初ルンバをしていたのですが、寝る前におもちゃを片付けて、机の上を片付けて、その上に椅子をひっくり返して置いて…翌日はそれを全部戻して…というのすら嫌になった!
さらに子どもが大きくなるにつれ、ベビーゲートを設置したことでルンバは使用不可に。
そもそもルンバは階段に使えないから、踊り場や狭い脱衣所にどんどんほこりや髪の毛が溜まっていく。
嫌!でも掃除機をいちいち出して、コードを引っ張りだしてつないで、角にガタガタ打ち付けながら吸うのも嫌!もっとほうき並に手軽に、もっと気軽に、思った時にサッと!

ということで購入したのが、makitaのスティック掃除機。
ボルトは高めで!吸引力大事!
リビングの端に置いて、気づいた時にガーッと!
コードレスだからどこにでも持っていきやすい、スティックだから小回りが利く!
これでやる気になった時を逃さず、手軽に掃除できるようになりました。そう、家電を導入するのです。

産後うつの洗濯は、ドラム式洗濯乾燥機を

四の五の言わず、ドラム式洗濯乾燥機を買うべし。
もうこれは、必須!
初めての洗濯乾燥が終わったとき、私の中に電流が走ったね。こんな便利なものなんでとっとと導入しなかったんだ!と!!
洗濯の量と天気を気にしながら、入れて、待って、引っ張りだして、ひっかけて、移動して、干して、待って、取り込んで…が、入れて、出して、で、終わり!
コツが分からなかった頃はシャツをクッシャクシャにしてしょんぼりしてたけど、今はシャツもふわふわ、タオルもふわふわ!
これは産後うつ云々ではなく、共働きなら必須となるアイテムと思われるので、産休中に買ってしまえばいいと思います。
濡れた洗濯物をひっかけながら、なんでこんなことしてるんだろう…と思う瞬間がなくなるっていうのは、とってもよかったです。

“「家事」は、レベルを上げて物理で殴れ”

そう、我が家は掃除洗濯を家電(お金)で補完しました。
私が行き着いたサバイバルの、リアルなところです。
家事ができない、したくないと泣くのと、実際に家が荒れていくのを食い止めるのと、解決点はそこでした。
この記事がとっても参考になります。

anond.hatelabo.jp


産後うつ云々抜いて、子育てしているとなんかもう疲れちゃって家事したくないと思うんですよね。
そこはもう、仕方ないからどんどん金に物言わせていこうぜ!
といいつつもなかなか金の力でサバイバルできないのが炊事です。
次回、産後うつと炊事について考えてみたいと思います。