産後うつだけど共働き始めました

うつの子育てはひんしの思い。うつだからこそ復職する、娘と夫と歩む共働きの道。

産後うつで共働きの私の一日

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産後うつはあんまり関係ないけど、とてもやる気があって、とてもやることがある時のタイムスケジュールを書き出してみました。

やる気がない時は、スーパーで弁当を買って、洗濯物もほったらかして、洗い物もそこそこに、ただひたすら休みます。

夫の帰りは早くて20時、平均22時なので、夜はほとんどシングルマザー状態です。

それでも保育園に送っていってくれるのは助かります。朝はギリギリまで寝ていたいし、私は娘の準備だけに集中できるし…。

そして何より、保育園は神。体力的には結構きついけど、昼間子どもを預かってくれて精神的にも肉体的にも距離を保てる、自分を取り戻して集中できる環境があるというのは、産後うつでも、そうじゃなくても、すっごく大事なことなんじゃないかな。

産後うつでも保育園に入れなかった(うちも認可は不承諾)という話を聞くと、ほんと、これが頼みの綱なのに、このままでいくとどうなるかわからないんだよ!?と担当者の胸ぐら掴んで訴えたくなります。

認可で保育園不合格だった人、認可外を申し込んでできる限り待つ、という方法もありますよ。

なんとかして、保育園に入れますように…。

産後うつだけど、家事、どうする?〜掃除・洗濯編

家事は、しない。

最近はね、もう、「しない」ですよ。
したくない時、家事はしなくていい。
気分の波があって、よくない時はもう子どもの世話だけで精一杯だけど、それでいい。
気分は波のようで、落ちた後はしばーーらくすれば戻るから。その時にちょっと溜まった分をよいこらとこなせばいいのです。

夫が死ぬほどうらやましい

といっても、この考えに達するまで、私もよく家事ができないと言っては泣き、家事をやりたくないと言っては泣き、夫に当たり散らし、私の周りの世界は家の中よりぐちゃぐちゃとしていました。
以前は苦手だったりやりたくないなりにちゃんとやっていたのですが、産後うつが悪化すればするほど、「家事をやってなにになるんだろう?」「でも家事すらも満足にできない」「家事すらできない私の価値なんてないんだ」と悪のループにはまっていきました。
あー、夫がうらやましい。
私だって仕事したい。
仕事ができて、家事をしなくてよくて、帰ったらご飯があって、何もしなくても子どもが育ってて…
あーーーー。うらやましすぎておかしくなりそうでした。
夫はやらなくていいよと言います。
だけどじゃあこの洗濯物は誰が干すの。
この荒れ果てていく部屋は。
赤子がほこり拾って食べてるじゃない。
産後うつの時は家事はできる限りやらないで、赤ちゃんとゆっくり休みを取りましょう」なんて、できたらやってるってーの!
教えてほしいのは、具体的なサバイバル術だよ!
産後うつの時、どうすりゃいいのさ、家事!

というわけで私がどうにか絞り出した、産後うつながらの家事サバイバル術。決してオススメとかいうわけではなく、ただの参照として。

産後うつの掃除はmakitaのスティックで

やる気がある時にやればいい。
重要なのは、やる気を逃さない方法。

最初ルンバをしていたのですが、寝る前におもちゃを片付けて、机の上を片付けて、その上に椅子をひっくり返して置いて…翌日はそれを全部戻して…というのすら嫌になった!
さらに子どもが大きくなるにつれ、ベビーゲートを設置したことでルンバは使用不可に。
そもそもルンバは階段に使えないから、踊り場や狭い脱衣所にどんどんほこりや髪の毛が溜まっていく。
嫌!でも掃除機をいちいち出して、コードを引っ張りだしてつないで、角にガタガタ打ち付けながら吸うのも嫌!もっとほうき並に手軽に、もっと気軽に、思った時にサッと!

ということで購入したのが、makitaのスティック掃除機。
ボルトは高めで!吸引力大事!
リビングの端に置いて、気づいた時にガーッと!
コードレスだからどこにでも持っていきやすい、スティックだから小回りが利く!
これでやる気になった時を逃さず、手軽に掃除できるようになりました。そう、家電を導入するのです。

産後うつの洗濯は、ドラム式洗濯乾燥機を

四の五の言わず、ドラム式洗濯乾燥機を買うべし。
もうこれは、必須!
初めての洗濯乾燥が終わったとき、私の中に電流が走ったね。こんな便利なものなんでとっとと導入しなかったんだ!と!!
洗濯の量と天気を気にしながら、入れて、待って、引っ張りだして、ひっかけて、移動して、干して、待って、取り込んで…が、入れて、出して、で、終わり!
コツが分からなかった頃はシャツをクッシャクシャにしてしょんぼりしてたけど、今はシャツもふわふわ、タオルもふわふわ!
これは産後うつ云々ではなく、共働きなら必須となるアイテムと思われるので、産休中に買ってしまえばいいと思います。
濡れた洗濯物をひっかけながら、なんでこんなことしてるんだろう…と思う瞬間がなくなるっていうのは、とってもよかったです。

“「家事」は、レベルを上げて物理で殴れ”

そう、我が家は掃除洗濯を家電(お金)で補完しました。
私が行き着いたサバイバルの、リアルなところです。
家事ができない、したくないと泣くのと、実際に家が荒れていくのを食い止めるのと、解決点はそこでした。
この記事がとっても参考になります。

anond.hatelabo.jp


産後うつ云々抜いて、子育てしているとなんかもう疲れちゃって家事したくないと思うんですよね。
そこはもう、仕方ないからどんどん金に物言わせていこうぜ!
といいつつもなかなか金の力でサバイバルできないのが炊事です。
次回、産後うつと炊事について考えてみたいと思います。

産後うつになったらやめるべきたった1つのこと

産後うつになったらネットで産後うつを知るのはやめよう

産後うつと診断を受けたら、どうする?
薬を飲む? −−それが寛解への第一歩!
がんばらない? −−とっても大事!
子どもと離れる時間を作る? −−これもほんと大事!
休息をとる? −−そうそう、家事なんか忘れてゆっくりして!
産後うつの相談をした医師や保健師にそんなことは言われているとだろうし、わかっているだろうから、私が「産後うつと診断されたら、これだけは心に留めておいて!」ということは、「産後うつについていろいろネットで調べるのはもうやめよう」です。

ネットに書かれていることの真意は、私たちにはわからない

きっと産後うつと診断される前から、産後うつについてはいろいろ調べてたんじゃないでしょうか。
私もそうでした。
こんなに不安だけど、どういうこと? ホルモンのバランスが崩れたって、どんな感じ?
調べちゃいましたよね。時にはどんな薬を処方されるのかしら、副作用は? 依存しないの? ますます悪くなった人はいないの? …なんて。
でも医師や保健師に相談して、投薬なりの治療へと結びついたら、もう、きっぱりとやめてしまいましょう。
だってもうそれは、治療の中で先生と相談でして解決することだから
この薬を使ったらどうなるのか、どのくらいで治るのか、どういう症状がでるのか、気になること、山ほどありますよね。
それはネットに聞くことじゃないです。知識を持った、信頼関係を結べる医師に尋ねることです。
この先生は信頼できないかもしれない?
だとしたらセカンドオピニオンとして他の医師も当たってみてはいかがでしょう。
少なくとも、ネットに書いてあることの真意は私たちにはわかりません。
ネットでいくつかの情報は拾えても、それを正しく構築し直して症状と照らし合わせ治療を行うことは、私たちにはできません。

それに、知れば知るほど心配が溢れてくるのではないでしょうか。
あぁ、この症状はこれだ。これは脳内のこの物質が出ているからだ。この薬は◯◯系だからあの症状には効くけど、△△系がいいってあそこに書いてあったし…。
いろいろ考えて考えて煮詰めてしまうのも、産後うつの一つの症状です。
薬の難しい知識を自分で仕入れてもんもんと考えてしまうのは、もうやめましょう。
心配なところは先生に聞く。聞けない、信頼関係を結べない医師だったら違う人を探す。
ネットではなく、リアルで自分に合った情報・治療を、医師から仕入れましょう。

ネットでは、産後うつ仲間を作ろう

この産後うつ、どうやら寛解までにちょっと大変で長めの時間がかかるようです。
そこで、ネットであーだこーだ調べて心配になるより、ネットでは、一緒に、でもそれぞれの治療の道を歩める仲間を探してみてはいかがでしょうか。
そんな私も、今産後うつかも? 産後うつでつらい! って人と、ちょっとでもつながりたくてブログを始めました。
薬やホルモンの難しい話はちょっと置いといて、日々のサバイバルの話や、今日ちょっと調子良かったよーなんて話を共有しませんか。
少しでも共に前に進めるような、仲間になりましょう。